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好みの家を建てるということ
私は栃木で家を新しく建てました。
土地は親の農地である160坪の土地で建てることになり、土地名義は親のままで建物だけ自分で建てることに。
但し、その土地が市街化調整区域でしたので、色々な手続きが必要になりました。
まず、親の土地に跡取りとして入ることはできないのか?
それについては、長男が親の土地に同居していてその土地の建蔽率も確保できなので親の土地には自身の家は建てることはできないことを証明。
次に、それをもとに分家申請をし、農地転用許可申請を出したうえで、許可が下りれば建築可能という流れになりました。
その二つの申請だけでかなりのお金がかかりました。
それに確認申請費用や排水同意や水道許可などなどその他にもローンで組めないような初期費用がいくつもありました。
設計施工共に工務店に依頼をしていましたので、家の間取りや仕様については各自順番に打ち合わせをしたのでそれほど手間ではなかったのですが、やはり最初の希望で見積を出してもらうと予定予算よりも遥かにオーバーしました。
内装仕様では、自分好みの内装にはできましたが1・2階両方とも好きな仕様にすると凄く高くなったので一部妥協しました。
1階は無垢の床材や建具、塗り壁にしましたが、2階はフローリングに壁はクロス、建具はメーカー既製品とグレードを下げての仕様。
そして銀行審査をもとに自分の可能融資は3000万程度でしたので住宅ローン自体は2500万。
その前に工務店に設計料や頭金などで300万くらいは支払っており、諸々建物が完成する頃には500万近くの支払いがあったかと思います。
そして最後は外構です。
外構も自分で調べ、好きな外構屋さんに依頼したのですが、やはり最初の希望での見積は500万近くになりました。
希望予算が300万だったので、ガレージやフェンスやデッキはなし、植栽も好きな植栽しか植えない、などカットできるものはカットしての施工になりました。
自分の好みの家を建てるということはとてもお金がかかることとはわかりきっていましたが、いざ建てようと計画すると、あれもよい、これもよいと欲ばかり出てきてしまって坪単価が凄く上がってしまいました。
結局坪単価でいうと坪70万はして、ローン金額含めると3300万。
そして今後ガレージやフェンスやデッキにまだまだかかる状況です。
自分の好みの家を建てるということは本当に大変だと思いました。