30年前に戸建て注文住宅を建てましたが、当時はスーモカウンターなどの無料相談窓口がなくて自分で住宅展示場に飛び込んで営業マンを掴まえて交渉するしか方法がありませんでした。
今は無料相談窓口があり助かります。
30年前は大手数社に声をかけ見積もりを何回も取りましたが、何が適正価格なのかわからず、結局、予算が安くて昔から付き合いのある地元の工務店に依頼しました。
そうして大手ハウスメーカーは断りましたが、自宅に誰だかわかりませんが夜中に電話が鳴り受話器を取った瞬間、切れてしまう事が数回あり、断った嫌がらせだと感じました。
しかし、工務店に依頼したものの、1級建築士に設計図を描いて貰ったまでは良かったのですが、施工管理をするとは言われたのも口先だけで、建築してから数年後で基礎のコンクリートのひび割れ、窓枠の施工不良による雨水の侵入、配管からの水漏れが発覚しましたが、工務店の経営者が亡くなり後継者もいなく廃業になりましたので、責任も問えず泣き寝入りでした。
今のような品確法等の法整備も不十分な時代でした。
その点、今は無料相談所では、住宅専門のコンシュルジュが、こちらの予算等を相談すると適当な業者を数社紹介してくれます。
自宅でなくても小さな打ち合わせコーナーがあれば、そこでコンシュルジュ立ち合いで交渉も出来ます。
勿論、無料です。
コンシュルジュには業者には直接、尋ねにくい内容も依頼できます。
例えば、工務店の財務状況を教えて欲しいと依頼すると先方から開示できないと回答があったので、その工務店は見送りました。
コンシュルジュから業者への断りを入れて貰ったので、業者とのトラブルにならず、安心でした。
その代わり、中小業者で推奨できそうな業者も紹介して貰えました。
又、コンシュルジュには例えば業者が勧めてくる住宅設備機器の一般的な評価も豊富な知識に基づくアドバイスも受けられるので、助かります。
勿論、最終的な責任は施主が判断して決めなければいけませんが、迷っている施主にとってはコンシュルジュは有難い羅針盤になってくれます。
現在、消費税8%での業者との契約の期限が来年の消費税増税の半年前である3月までなので、日々作業中です。