住所:東京都世田谷区玉川3-10-11 森本ビル2階
定休日:水曜
住んでみなければわからないこともあるけれど、やっぱり愛着が違う注文住宅
注文住宅に住み始めて、今までのアパート住まいと比べて、総じて想像以上に良いと感じています。
実家は一軒家でしたが、部屋数を増やすために、一部屋一部屋が狭く、家具を置くとほとんどくつろぎスペースが無いというのが残念な感じでした。
自分が家を建てるとなったときは自分の部屋は特にこだわらず、必要最低限の部屋数だけを確保し、なるべく一部屋一部屋が広くなるようにこだわりました。
キッチンはLDKで一つにまとめて広く取り、使いやすく開放的でとても満足しています。
しかし、住み始めてから感じたのは、こだわりすぎたところが逆に使い勝手が悪いと感じてしまうということがあるという点です。
特に収納に関しては家具を減らすためにも備え付けのものをなるべく設置したのですが、実際に暮らしてみると「ココの収納はいらなかった」「この収納の扉の開きがじゃまになる」などがあり、おしゃれな階段の手すりも取り外しができない状態なので大きな家具が入れるときに困ったり、木にこだわったところが日に当たる場所で変色が気になりラグを敷くことになったり・・・リサーチをしっかりしたつもりでも、やはり実際に暮らして使ってみなければわからないことがたくさんあります。
今はリフォームも充実しているので、本当に使い勝手が悪いと感じたら作り変えることも考えていますが、このデザインを決めた自分を信じてもう少し頑張って工夫して使いこなそうと思っているところです。
建売と比べるわけではありませんが、自分の気に入ったポイントがいくつもあるのは、毎日過ごす家だからこそやはり嬉しさが格段に違います。
予算において妥協した箇所もありますが、すべてが思い通りになったとしても、やっぱり不便を感じる点は出てくるのではと思います。
これから年令を重ねてまた違う不便が出てくるかもしれませんが、逆にうまく使える場所も出てくるかもしれません。
一生懸命考えて建てた注文住宅だからこそ、愛着を持って楽しく住み続けることができます。