住所:埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲6005ー1 モラージュ菖蒲 3階
定休日:なし
注文住宅の外壁の色の選択ミス
人生の中で、一度の買い物になる方が大多数となる住宅取得に対して、幾つもの夢を持っておられる方も多いかと思います。取分け、注文住宅となれば、実現したい夢も一層ふくらむことと思います。
私は、お洒落な住宅が欲しいと思って注文住宅を工務店にお願いしました。お洒落な外観を実現したくて、外壁をブラックのガルバリウム鋼板を取り付けてもらいました。ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55パーセント・亜鉛43.4パーセント・シリコン1.6パーセントで構成されています。このガルバリウム鋼板は、アルミニウムの耐食性・耐熱性・熱反射性及び亜鉛の犠牲防食の両者の特徴を活かした画期的な鋼板なのです。しかもブラックとなれば、高級感もあってお洒落な住宅のイメージが膨らんで選択しました。ここまでは、素晴らしい選択と感じていました。
この機能性に優れたブラックのガルバリウム鋼板ですが住んでいる中が、大きな欠点に気づいてしまいました。近隣の住宅の外壁は、ベージュやホワイト系の色なのです。私の自宅はブラックです。私の自宅だけ外壁にクモの巣の白い糸が春頃から目立ちはじめました。しかしながら、近隣の住宅の外壁には、クモの巣の白い糸が見えないのです。もしかして、ブラックの外壁だから虫がよってくるのかと思いました。しかしながら、近隣の住宅の外壁を注意深く観察してみると、クモの巣がありました。
これは単純に、ブラックの外壁なので白いクモの巣が目立つというものでした。近隣の住宅との差が明らかになっても、クモの白い糸が目立つことには変わりがなく、どうしても気になります。その対処として、クモの巣ができたら処理するような日課となってしまいました。追い打ちをかけるようにして、このブラックのガルバリウム鋼板は、鳥の糞が目立ちました。鳥の糞は、白い色をしているものがあります。私の住宅の外壁はブラックであるために鳥の糞も目立ってしまいます。外壁に付着した鳥の糞も高圧洗浄機で定期的に清掃するようになりました。
このように住宅建設時には気づかない問題である住宅のカラーも慎重に検討が必要と改めて気づきました。