住所:神奈川県横浜市都筑区中川中央1-30-1 プレミアヨコハマ6階
定休日:水曜日
理想の暮らし方ができず、使わない部屋ができてしまった
私は今、家族の夢だった一戸建て住宅に住んでいます。注文住宅だったので、一からああでもない、こうでもないと言いながら作り上げていきました。ところが、夢が溢れていたためか、住んでみると意外な盲点があったのです。
注文住宅は、2回作ると満足すると言います。この意味は今になってとても深く理解できます。初めての家作りとあって、かなり頑張ってしまったことが失敗に繋がりました。
具体的には、サンルームと他1部屋を作ったのですが、これらのどちらも、誰も使わない部屋となってしまったのです。
最初の考えはこうでした。サンルームは洗濯ものを干すときに使い、今使われなくなった部屋は母の部屋として活用しようと思っていました。しかし、現実は、サンルームではなく2回のベランダに面したリビングの方が広く、洗濯物が乾きやすいのでそちらで洗濯物を干していますし、母の部屋としたところは意外と日光が入らず、せっかくエアコンをつけたのに物置場になってしまいました。
他にも、使っていないといえばカウンターキッチンは機能していません。カウンターがあればできた料理をダイニングテーブルに簡単に運べるなと思っていたのですが、今やそれはやはり物置に・・・。荷物が届いたら一旦置く場所となっており、他にはキッチンに収納しきれない、とっておきたいペットボトルなどが置かれています。
このように、本来の目的とは違った風になってしまうことがありました。これはおそらく私の家だけではないのでは?建ててみないと、あるいはそこに住んでみないとわからないことは必ずあるので、いくら想像しても少なからず失敗はあると思います。しかし、このように反面教師をいくつか参考にすることで、その失敗は最小限に抑えられるでしょう。
夢のマイホームだからといって、人間がその暮らしに適応できるかはまた別問題です。設備だけを整えるのではなく、家族がそれを使った暮らし方に慣れることも必要です。